【骨盤矯正】と【産後骨盤矯正】は違う?
Q【骨盤矯正】 と 【産後骨盤矯正】は違う?
A 骨盤矯正と産後骨盤矯正は全然違います。
(専門家も含めて)混同している方多いですが
骨盤矯正と産後の骨盤矯正はここが違う
産後の骨盤矯正は2種類ある。
①骨盤を矯正して姿勢をただす産後の骨盤矯正 (姿勢を戻す)
②開いた骨盤を閉じる産後の骨盤矯正 (体型を戻す)
この意味は全然違う。
①産後骨盤矯正の見極め方(姿勢を戻す骨盤矯正)
case1 妊娠や出産にともなう骨盤の歪みを矯正しましょう。
生活習慣で歪んでしまう骨盤は産後 妊娠から出産にともなうリラキシンの影響で歪んでしまった
骨盤を矯正しやすいだけです。
※要約すると 骨盤の歪みは産後に矯正しやすいですよ!
けど また骨盤の歪みは戻るので何度も通いましょう
②産後骨盤矯正の見極め方(体型を戻す骨盤矯正)
case2 出産にともなう骨盤の開きを閉じる矯正をしましょう。
赤ちゃんが産道を通るときに開いた骨盤を元の位置に戻す矯正。
※要約すると 骨盤が開くことにより大きくなったお尻を小さくしましょう。
次の妊娠出産まで骨盤は開くことはありません。
- 骨盤は生活習慣で歪む(歪みを矯正するのが骨盤矯正)
- 妊娠・出産・肥満で開く(開きを矯正するのが産後骨盤矯正)
なのです。
骨盤の見立ては良く骨盤の表現で使われるのが
-
骨盤のずれ
-
骨盤の歪み
-
骨盤の開き
混同して理解している人や同義語と思うかもしれませんが、専門的には違います。
骨盤のズレについて
※骨盤(こつばん)=寛骨(左右)+仙骨(せんこつ)+尾骨(びこつ)
※寛骨(かんこつ)=恥骨(ちこつ)+坐骨(ざこつ)+腸骨(ちょうこつ)
①骨盤の左右のズレ ・・・ 骨盤の中心軸より左右寛骨の開きが非対称的。
足(大腿)の太さが左右違う おしりの形が左右違うなど
生活習慣や出産時に骨盤が左右非対称に開いたしまった人に多い。
恥骨痛 ・尾骨痛・仙骨痛・股関節痛などが特徴で、特に出産直後よりしばらくしてから恥骨の痛みや股関節に痛みを出す人が多い。
②骨盤の上下のズレ ・・・ もっともポピュラーな骨盤のズレで脚長差がでるが特徴です。
足の長さが左右違う 左右の肩の高さが違う 背骨が側湾する
肩こり 頭痛 首痛 足のむくみ 腰痛 坐骨神経痛
椎間板ヘルニアなどを助長する
※骨盤をよく理解していない整体やカイロプラクティックや接骨院などで
骨盤のズレを直さず歪みだけを矯正しようとするとかえって体が歪むので注意が必要です。
骨盤の歪みについて
骨盤は体の中心で背骨の土台として正しい位置にあるのかを診ることが大事です。
歪みの種類としては、
①骨盤の左右の傾斜 ・・・ 足の長さが左右違う 左右の肩の高さが違う 背骨が側湾する
腰痛 肩こり 頭痛 首痛 足のむくみ 膝痛 坐骨神経痛 椎間板ヘルニアなどを助長するなどが特徴です。
②骨盤の前後の傾斜 ・・・ 猫背 そり腰など O脚 腰痛 肩こり 頭痛 首痛などを助長するなどが特徴です。
③骨盤の左右の捻れ ・・・ 足の長さが左右違う 左右の肩の高さが違う 背骨が側湾する
腰痛 肩こり 頭痛 首痛 足のむくみ 膝痛 坐骨神経痛 椎間板ヘルニアなどを助長するなどが特徴です。
骨盤を矯正する上で大事なのは腰椎や股関節のバランスを正しくしていくのが大事です。
骨盤がゆがむ原因としては
①と③の骨盤の左右の傾斜や捻れは
足を組む
片足体重で立つ
正座を崩して座る
PCやテレビなどを見るときに体を捻っているなど
日常生活で骨盤が歪んできます。
その他、ゴルフや野球など一方向に動くことの多いスポーツなど
さまざまな原因で骨盤が歪んでいきます。
②の骨盤の傾斜は
デスクワークによる座位姿勢の悪さ(猫背)
あぐらをかいて座る(猫背)
メタボリック(そり腰)
妊娠(そり腰)
などで骨盤が歪んでいきます。
骨盤の開きについて
出産により骨盤が開く・・
・妊娠~出産にかけて女性ホルモン(リラキシン)の分泌が盛んになり骨盤周りの靭帯が弛緩し始め赤ちゃんの重さが骨盤底にかかり骨盤が開き始める。
ようするに、帝王切開でも妊娠後期による流産であってもすでに骨盤は開いている。
最後に陣痛が始まり大量のリラキシンが放出され赤ちゃんが産道を通ることにより骨盤下部が大きく開きます。
肥満により骨盤が開く・・
・出産だけで骨盤が開くわけではありません。
肥満も骨盤が開く大きな原因の一つです。
肥満は出産ほどホルモンの影響は受けませんが、お腹に赤ちゃんがいるのと同様に腹圧がかかり骨盤底に圧力がかかり骨盤が開いていきます。
厄介なのが、妊娠中の短い期間腹圧がかかるのと違い肥満期が長いと徐々に腹圧がかかりじわじわ骨盤が広がっていきます。
骨盤が広がることによりさらに骨盤周りにお肉が付きさらにお尻が大きくなる悪循環に陥り、せっかくダイエットに成功しても骨盤が広がったままなので太りやすい体質に加え太りやすい骨格を残してしまいます。
加齢により骨盤が開く・・
・出産経験もなくやせ形であっても年を重ねることにより骨盤が開く人もいます。
これは、骨盤下部の骨盤庭筋群といわれる骨盤を支える筋肉が加齢により弱り内臓の重さにすら耐えられなくなり骨盤が開いていく現象です。
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